まずは最初にトトロフォレストプロジェクト委員会のメンバーを紹介します。
メンバーは4名います。
まずはこのプロジェクトの言いだしっぺのリーダー
堤大介。
彼はピクサーのアートディレクターで、ただいま「トーイストーリー3」の製作をています。
長年ブルースカイスタジオで働かれていたのですが、去年からピクサーで現職を得、通勤途中の車の中で、もう一人の委員会メンバーとなるストーリーアーティストのエンリコ・カサロサとの会話の中からこのプロジェクトは生まれました。
彼はこのプロジェクト以前から
スケッチトラベルという、また別のチャリティを主催しています。
こちらは世界中のイラストレーターの元をとあるスケッチブックが旅をして、イラストを増やしてゆきます。そしてそれらのイラストは順次ウェブサイトにアップされます。
最終的にすばらしいイラストに満たされたスケッチブックは競売にかけられ、その収益はすべてチャリティにく付されると言う、楽しくかつ社会にも役立つと言う企画です。
そのスケッチブックは今現在も世界を旅していて、その旅のドキュメンタリーも映像作家により制作されています。
彼はこうしたアーティストをつなぐネットワークを世界中に作り上げています。
そして
エンリコ・カサロサは、ピクサーのストーリー部門で働くイタリア人アーティスト。
子供の頃イタリアで宮崎駿のアニメを観てこの世界に興味を持ったそうです。彼はこれまた世界をまたにかける「
Sketch Crawl」の主催者です。日にちを決めて、世界各地で同時にみんなでスケッチをするイベントです。
日本でも行われていますので、参加された方もいらっしゃるかもしれませんね。
絵を描くと言うのはとても個人的な作業ですが、こうやってみんなで一緒に何かしたりして刺激をもらったりするのは、とても楽しいですね。
興味のある方は次回の「スケッチクロウル」にぜひ参加してください。必要なものは紙と何か描くもの。好きな時に来て、好きなだけ描いて、他のアーティストと交流するもよし、ただ黙々とスケッチするだけでも一向に構いません。
彼はまたチャリティアートオークションも主催したことがあり、こういったイベントはお手のものです。
ローニー・デルカーメンはピクサーのストーリー部門のスーパーバイザーとして超多忙ながらもこのプロジェクトのファシリテーターとして参加してくれました。
彼はこの業界の中でもファンが多く、彼は世界中でアニメーションについてのレクチャーをして飛び回っています。
今回ももしかしたら彼のこのプロジェクトの為のレクチャーが実現するかもしれません。
そして最後は私、
小林志乃 (Yukino Kobayashi Pang)です。
たまたま私の職場であるAsian Art Museum(アジア美術館)に堤大介が展示を観に来て知り合いました。日本でやっていたアートで社会に貢献すると言う趣旨のNPOを立ち上げた実績を買われて、このプロジェクトに参加させていただくことになりました。
こんな私たちが、「トトロの森を守ろう!」と声をかけたところ、世界中から「よしきた!」 「参加します!」「ぜひ混ぜて!」とあちこちから返事が届きました。
長年の友達のアーティストだけではなく、憧れのアーティスト、有名で超多忙なアーティスト、まったく知り合うチャンスもないようなアーティストも「トトロ」と「宮崎監督」の為なら時間を作るよと言ってくださいました。
こうやってアーティストたちが交流を深めながら、楽しみながら、お互いを高めあって、刺激を受けつつプロジェクトを作ってゆくのは本当にすばらしいことです。
そしてそれは見るものにも喜びを与え、しかもたとえほんの少しでも世の中の役に立つのですから、これ以上のことはありません。
いい事をしよう、と言うよりも楽しもうと思ってやっていますので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただけたらと心より願っております。